コンタクトレンズ生活にかかる費用を知っておきましょう

コンタクトレンズを使っていると、レンズの他に眼科やケア用品などの費用がかかってきます。あらかじめどれくらいの費用がかかるのか把握しておくと安心です。

コンタクトレンズは、ペースメーカーなどと同じ高度管理医療機器に分類されています。そのため、はじめてつける場合には必ず眼科医からの許可を得なくてはいけません。コンタクトレンズの販売店から紹介された眼科で視力検査を受けて目の状態を見てもらい、出された処方箋に基づいてコンタクトレンズを購入するのが一般的な流れです。その後も、半年に1回程度は眼科で定期検査を受けなくてはいけませんが、2回目以降であれば処方箋がなくても通販サイトなどを使って手軽にコンタクトレンズを購入できます。初回の眼科検診にかかる費用は千円~数千円程度。保険が適用されるので、金額はそれほど大きく変わりません。保険証を忘れずに持っていくようにしましょう。

コンタクトレンズにはハードやソフトなどの種類があり、使用期間やメーカーによって価格に差が出てきます。ハードコンタクトレンズであれば、両目で8千円程度。破損がなければ、購入してから数年間は同じコンタクトレンズを使えます。失くしてすぐに買い替えることにならないよう、注意して使いましょう。

ソフトコンタクトレンズであれば、ワンデータイプが1ヶ月分で4千円、ツーウィークタイプが1ヶ月半で4千円、マンスリータイプが6千円程度。長いスパンで見てみると、ハードコンタクトレンズがもっとも安く、ワンデータイプのソフトコンタクトレンズがもっとも高いことになります。ですが、休日だけコンタクトレンズをするような人の場合はワンデータイプの方が安く収まることもあるので、自分の使用頻度に合わせて選ぶのがベストです。最近はこういったコンタクトレンズ価格の比較サイトもあります。最安値で買える通販サイトがまとめてチェックできるので、ぜひ利用してみてください。

そしてワンデータイプ以外のコンタクトレンズを使う場合にはケア用品も必要になってきます。レンズの洗浄・消毒・保管などを行うための洗浄液は1本500円程度です。その他、レンズケースも必要です。常に衛生的に使うためにも、数ヶ月に1度は新しいものに変えるようにしてください。レンズケースは洗浄液についていたり、100円ショップで買えたりします。これらにコンタクトレンズ用の目薬代などを入れて、年間で1万円前後かかると考えておくといいでしょう。

コンタクトレンズを使っていると、意外に費用がかかるもの。目のことを最優先に考えつつ、コストを削れるところはかしこく削っていくことをおすすめします。